『無能なナナ』では、特殊な能力を持つ少年少女たちが「人類の敵」として描かれています。
これらの能力者は、彼らが持つ圧倒的な力が制御不能になった場合に人類に対する脅威となります。
そのため、孤島の学校に集められ秘密裏に訓練を受けています。
この物語では、彼ら能力者の抹殺を目的とした「委員会」が刺客を送り込むという陰謀が繰り広げられます。
中でも、主人公の柊ナナはその刺客の一人です。
外見は普通の学生ですが、実は他の能力者たちを始末する任務を帯びています。
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【無能なナナ】人類の敵とは何か?※物語上の設定
無能なナナにおける、人類の敵とは何か?
まずは冒頭で、人類の敵について分かりやすく解説します。
以下の2ポイントで解説していきます。
①人類の敵の定義
②人類の敵の嘘設定
それぞれ解説します。
①人類の敵の定義

『無能なナナ』の物語において「人類の敵」とは、特殊な能力を持つ少年少女たち自体を指します。
彼らはその能力によって、普通の人間には想像もつかないほどの力を持ちます。
そして、その力が制御できなくなった場合、人類に対して脅威となる可能性があるためです。
そのため、能力者たちは孤島の学園に集められ、訓練を受けています。
しかし、彼らの中には自分の力を制御できず、またその力によって他人に害を及ぼす者もいます。
この状況が彼らを「人類の敵」と見なされる理由です。
学園には能力者を秘密裏に始末するために「委員会」から送られた刺客が潜入しています。
この刺客の一人が、物語の主人公である柊ナナです。
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ナナは外見上は普通の学生です。
しかし彼女の真の任務は、他の能力者たちを一人ずつ始末していくことにあります。
ナナにとっての葛藤や彼女の行動が、物語において重要な役割を果たしています。
ナナの心情に変化が生じるのは、彼女が純真な心を持つ犬飼ミチルと交流することから始まります。
この交流を通じて、ナナは自分の行動や使命に疑問を持ち始めます。
人類の敵の嘘設定
特殊な能力を持った生徒たちは、ある学校に集められています。
彼らは皆、「人類の敵と戦うための訓練を受けるため」という理由で学校に召集されました。
彼らが聞かされている人類の敵とは、俗にいう「バケモノ」です。
もちろん、実際にはそんなバケモノはいません。
そのような仮想の敵を設定し、能力者を1つの学校に集めることが目的なだけだからです。
ただ、集められた能力者たちは、人類の敵が本当にいると信じ込んでいます。
そのために訓練していると思っています。
しかし、本来人類の敵とされているのは自分たちのことです。
自分たちを殺すために、ナナが刺客として送り込まれる…
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無能なナナとは、能力者という人類の敵を追い詰めるサスペンスと言えるわけです。
無能なナナに登場する人類の敵!キャラクター紹介
では一体、人類の敵とされている能力者には、どのような人物たちがいるのでしょうか?
詳しく解説します。
中島ナナオは最強の能力者!人類の敵の代表格
中島ナナオの能力は他の能力者の能力を無効にすることです。
彼はこの能力を自分の意志で完全にコントロールできていませんでした。
そのため、最初は自己評価が低く、自身を無能と感じていました。
しかし、学校でのある事件をきっかけに彼の能力が露見し、他の生徒たちを守るためにその能力を発揮します。
この勇気ある行動により、クラスメイトからリーダーとして認められます。
ナナオの能力では、彼が直接触れた相手の精神系能力を無効化することが可能です。
それによって他の能力者に影響を与えることができます。
この能力は非常に強力であるため、物語の中で重要な役割を担っています。
関連:無能なナナのラスボスの正体はナナオ?生存覚醒の真実と最強説を解説
不老不死の能力を持つキョウヤ
小野寺キョウヤの能力は「不老不死」です。
この能力により、どんな致命的なダメージからも瞬く間に再生し、無傷で立ち上がることができます。
例えば、崖からの落下、爆発、毒物摂取、または直接的な攻撃を受けても、キョウヤは即座に回復します。
他の能力者に比べて圧倒的な生存能力を持っています。
しかし、この驚異的な再生能力には代償があり、キョウヤは記憶を2年しか保持できません。
そのため彼は日々の出来事を日記に記録し続けています。
過去の自分を思い出すことで一貫性のある自己認識を維持しています。
この能力は彼が長い時間を生き抜く上での重要な鍵となります。
物語の中で彼の孤独感や他人との関わり方に深い影響を与えています。
傷を治癒できる犬飼ミチル
犬飼ミチルは小柄でクセっ毛が特徴的な女生徒で、内気だが素直で心優しい性格をしています。
彼女はクラスメイトからのいじめに苦しんでいました。
しかし、柊ナナに助けられることで彼女との間に友情が芽生えます。
ミチルは普段はあまり話さないですが、親しい人とはよく会話を楽しむタイプです。
彼女の能力は『ヒーリング』です。
舌で傷を舐めることによって、皮膚や筋肉、流れ出た血液を含めたあらゆる外傷を回復させることができます。
自身の体の傷も治療することが可能です。
しかし、使用する度に自らの寿命が縮まるという重い代償が伴います。
この能力は毒や病気などの目に見えない傷には効果がありません。
彼女の能力が単なる傷の治癒を超え、死者を復活させることも可能になるという進化を遂げています。
しかし、この進化した能力の使用は非常に寿命を消費し、結果として彼女自身の命を犠牲にしてしまいます。
関連:【無能なナナ】犬飼ミチル死亡を全解説!アニメ何話?生きてる&復活
時間を遡る渋沢ヨウヘイ
渋沢ヨウヘイは、時間を遡る特殊能力を持っています。
彼は非常に礼儀正しく、誰に対しても丁寧な言葉遣いで接します。
ただ、食事のマナーには特に厳しい一面を持ちます。
ヨウヘイは学園内で最強の能力者として知られています。
その能力は24時間以内の過去に戻ることができる「時間遡行」です。
この能力を使って不都合な出来事を修正することが可能です。
しかし、使用するたびに体力を大きく消耗するという代償があります。
また、泳ぐことができないため、水辺の場面では弱点が露呈します。
飯島モグオ:学校の暴君とその炎の支配
飯島モグオは番長的なキャラクターで、学校内で強い影響力を持つ存在です。
彼は自分のことを「炎の貴公子」と称しています。
自身の炎の能力を駆使して他の生徒を支配しています。
しかし、彼の異名はクラスメイトには受け入れられていません。
モグオは中島ナナオを特に標的にしており、彼をイジメることで自分の威厳を示そうとしています。
ナナオに宿題をさせるなど、彼の能力と地位を利用して他人を支配することを楽しんでいます。
しかし、彼の行動はしばしば逆効果に終わり、周囲からの反感を買うことが多いです。
飯島モグオの能力は非常に攻撃的で、彼の手から放たれる炎は強力無比です。
この能力を使って彼は多くの生徒に恐怖を与えています。
ただ、その炎も自己制御が効かない場合があり、思わぬ事態を引き起こすことがあります。
クールで計算高い郡セイヤ:氷の能力とその戦略的な使用
郡セイヤはクールでナルシストなイケメンキャラクターです。
彼は氷を操る能力を持ち、これを使って敵を制圧する力を持っています。
学校ではその容姿と冷静な性格で女子生徒からの人気が高い。
彼自身は自己中心的な面もあり、他の男子生徒からは一定の距離を置かれがちです。
物語中、彼は飯島モグオと頻繁に対立します。
この二人の関係はセイヤの冷静さとモグオの短気な性格が反発し合うことにより緊張感が生まれています。
セイヤの氷の能力は、直接的な戦闘のみならず、戦略的な利用にも適しています。
彼の計算された動きが物語における重要な役割を果たしています。
羽生キララ:ガングロコギャルの過激な一面と悲劇的な終焉
羽生キララは、金髪とガングロが特徴のコギャルスタイルを持ちます。
彼女は口調も乱暴で、クラスの雰囲気に明るさと同時に荒々しさを加えています。
キララは「死体操作」の能力を持つ佐々木ユウカとは異なります。
「自分の唾液を毒に変える」という独特の能力を持っています。
この毒を生成するためには、定期的に毒蛇や蛙などの生爬虫類を食べる必要があります。
しかし、彼女は柊ナナの策略により簡単に敗れてしまいます。
彼女の強気な態度と自信は、実際の戦闘ではナナの計略には及びません。
毒針で簡単に制されてしまい、毒に侵されて結局は命を落とします。
この悲劇的な結末は、彼女のキャラクターの危うさと脆さを浮き彫りにしています。
葉多平ツネキチ:未来を映し出すカメラと悲劇の結末
葉多平ツネキチは、ヤンキー風の外見と性格が特徴です。
彼の能力は「念写」による未来予知で、インスタントカメラを使って未来の出来事を写真に捉えます。
しかし、彼は自分の利益のためだけにこの能力を使用し、他人を助けることには興味がありません。
第4話で彼は柊ナナに対して、自分が殺される写真を見せ、彼女に説明を迫ります。
ツネキチは外見だけでなく、行動も乱暴で、他人を脅迫することも厭わない性格をしています。
しかし、その硬派な外見とは裏腹に、彼の過去には深い悲しみがありました。
かつては「マジメくん」として知られていましたが、不幸な未来予知により人生が狂ってしまった経験を持ちます。
空野フウコ:空気を刃に変える絶大なる攻撃力
空野フウコは、非常に強力な攻撃型の能力を持っています。
彼女の能力は、大気を自在に操り、それを鋭い刃物のように変えて切り裂くことができるというものです。
この能力は外で使うときに特に強力で、風が強いほどその攻撃力は増します。
フウコはこの能力を使って、石井リュウジの殺害現場で説明を求められるます。
その際に小野寺キョウヤに対して実演しました。
彼女の攻撃は工業用ウォーターカッターに匹敵する威力を持ち、キョウヤの上半身に深い傷を負わせました。
しかし、彼女の能力は密室など空気がこもった場所では効果が薄れるという弱点があります。
フウコの絶大なる攻撃力は多くの疑問を呼びます。
彼女が石井リュウジの真犯人である可能性が一時的に浮上しました。
しかし、彼女は無実を主張しています。
【無能なナナ】人類の敵の本当の正体の考察
最後に、人類の敵に関しての考察を残します。
自分が思うに、本来の人類の敵とは何なのか?についてまとめます。
人類の敵は社会の考え方そのもの
無能なナナ本編では、能力者を人類の敵と決めつけています。
そして、それらを排除するのが、委員会の決定です。
つまり、人類の敵を定義したのは委員会。
もちろん彼らは、自分たちが持っていない力を持つものを、本能的に恐れています。
何かあったら自分たちに歯向かってくるかもしれない。
そういう意味では、将来の有害因子を出来るだけ排除しておきたい…
しかし、能力者と正面から戦争をしても勝つ見込みがない。
それゆえ、学校に幽閉し、そこで秘密裏に抹殺する。
柊ナナのような暗殺者を送り込んで、秘密裏に…
ただ、人類の敵なんて本当はいません。
この問題の本質は、他者を受け入れることが出来ない心そのものです。
これこそが、作者が読者に考えてほしい大きなテーマではないでしょうか?
総括:【無能なナナ】人類の敵の正体と能力全解説
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
①人類の敵の定義
・『無能なナナ』の物語では、特殊な能力を持つ少年少女たちが「人類の敵」とされる。
・彼らは孤島の学校に集められ、能力が制御不能になった際の脅威を防ぐため訓練される。
・学校には能力者を秘密裏に抹殺する「委員会」の刺客が潜入している。
②ナナの役割と葛藤
・主人公の柊ナナは、外見は普通の学生だが、能力者を始末する暗殺者。
・彼女は犬飼ミチルとの交流を通じて自身の行動と使命に疑問を持ち始める。
③人類の敵の嘘設定
・能力者たちは、「バケモノ」と戦うための訓練と聞かされているが、実際にバケモノは存在しない。
・彼ら自身が人類の敵と見なされており、ナナが暗殺者として送り込まれている。
④能力者(人類の敵)キャラクターの紹介
・中島ナナオ:他者の能力を無効にする。
・小野寺キョウヤ:不老不死の能力を持ち、致命的なダメージから即座に回復。
・犬飼ミチル:傷を舐めて治癒するヒーリング能力。
・渋沢ヨウヘイ:時間を24時間遡る能力。
・飯島モグオ:炎の能力を持ち、他生徒を支配。
・羽生キララ:唾液を毒に変える能力。
・葉多平ツネキチ:未来予知の念写。
・空野フウコ:空気を刃に変える攻撃力。
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